1967年(昭和42年)
ビック・トピックス
- いざなぎ景気が続き、「昭和元禄」と呼ばれる
- ASEAN(東南アジア諸国連合)結成
- 特繊法施行、紡績機・織機の買上始まる
- ツイギー(ミニスカートの女王)来日、ミニスカートブームに拍車
- パーマネントプレス(PP)シャツ増加
生活・文化
- 「フォークの女神」ジョーン・バエズが来日
- 発射実験中の米宇宙船「アポロ1号」司令船内で火災が発生し、3人の宇宙飛行士が死亡
- KDDが日米間の通信衛星中継業務を開始
- 北陸を中心に日本海側で「38豪雪」以来の大雪。奄美大島にも降雪。太平洋側では雨が降らず寒風が吹いて「東京さばく」などと騒がれる
- 厚生省が政府による初の原爆被爆者の実態調査結果を発表(1965年11月1日現在の生存被爆者29万8500人)
- 初の建国記念の日(祝賀会とともに抗議集会も開かれた)
- 高見山が外国人初の関取に昇進
- 第1回青梅マラソン開催
- 日本航空が世界一周線の営業開始
- 大阪府泉南町の南海電鉄本線の踏み切りで、急行電車が大型トラックと衝突し、電車の1、2両が男里川に転落。死者5人、重軽傷者208人
- イタイイタイ病(富山で発生)は三井金属神岡鉱業所の排水が原因と発表
- 近代文学館開館
- 寺山修司主宰の「天井桟敷」が旗揚げ公演
- 厚生省が新潟水俣病の原因は昭和電工の廃液と断定
- 東京造幣局の夜桜見物に20万人が詰めかけ将棋倒し事故
- 三浦雄一郎が富士山頂からスキーで滑走
- モントリオール万国博開催
- 都立高校入試に学校群制度を導入(~1981年)
- 東京キー局がカラーテレビ本放送開始、カラー化急速に進行
- 最高裁が朝日訴訟の判決で、「健康で文化的な最低限度の生活の判断は厚生大臣に裁量権がある」と表明
- 公取委が果汁のない「レモン飲料」不当表示でポッカレモンなど6社に排除命令
- 東京教育大が筑波研究学園都市への移転を決定
- 新潟水俣病患者が昭和電工に対して損害賠償請求の提訴を開始
- ソ連が金星探査機「金星4号」が金星軟着陸に成功
- 家永三郎が高校日本史教科書検定不合格処分取り消しの行政訴訟を起こす(家永第2次訴訟)
- 首都高速道路都心環状線が全線開通
- 唐十郎の「状況劇場」、新宿・花園神社境内で初のテント興行
- 東京女子医大山岳部隊長・今井通子と若山美子がマッターホルン北壁登攀に成功(女性だけの登頂は世界初)
- 公取委が松下電器にヤミ再販の停止を勧告
- 米デトロイト市で史上最大の黒人暴動が発生
- 放送法改正公布。NHKラジオ受信料廃止
- 公害対策基本法公布(企業の無過失責任は立法過程で削除)
- 東京・新宿駅構内で、米軍横田基地へ向かう航空機用ガソリン満載の貨物列車と採石を積んだ上り貨物列車が衝突し、タンク車と機関車が炎上(軍需輸送反対の動きが高まり、国労は遵法闘争につながった)
- JCBが日本初の国際クレジットカードを発行
- 北富士演習場の返還を求める忍草母の会が着弾地付近で座り込み
- ユニバーシアード東京大会開催
- 新潟・山形に集中豪雨、死者・行方不明138人
- 四日市ぜんそく患者が石油コンビナート6社を相手に慰謝料請求を訴訟(初の大気汚染公害訴訟)
- 米30都市でベトナム反戦デモ、ワシントンで10万人の反戦集会
- ソ連の金星探査機「金星4号」が軟着陸に成功
- 北朝鮮への第15次帰国最終船が出港(約8年間で8万8000人余が帰国)
- 八郎潟干拓農地への入植開始
- 報道番組に政治的圧力(自民党の田中角栄、橋本登美三郎らがTBSの社長・報道局長を呼び出し「ハノイ、田英夫の証言」を批判。 TBSの社長は「報道機関として当然のこと」として突っぱねた)
- エスペランティストの男性が首相の北爆支持などに抗議して首相官邸前で焼身自殺
- KDDが通信衛星用の世界初の標準地上局を茨城県高萩に完成
- 帝国ホテル旧館の解体作業が始まる(一部は明治村に移築)
- 南アで世界初の心臓移植手術
- 都電、銀座線など9系統廃止
- 英仏共作の超音速機「コンコルド」1号完成
- 米スタンフォード大学で、DNAの合成に成功
- 自動車保有1000万台突破、テレビ受信2000万台突破
- 国電の電車が1万輌を超え世界一に
- 空前のボーナス、「昭和元禄」と呼ばれる
- 大都市人口のドーナツ化現象目立つ
- 「大量消費時代」「核家族」の語、広がる
- 大阪・阪急千里駅に自動改札機の第1号が設置され、駅員がいない駅として話題を呼ぶ
- 「猛烈ビジネスマン」もてはやされる
- 放送局、深夜ラジオを開始
- サユリスト発生
- グループサウンズ絶頂期、ブルーコメッツのブルーシャトーがレコード大賞に
- ゴーゴー喫茶ブーム
- アングラ・ブーム始まる、アングラ酒場も盛況
- スナックバー始まる
- 怪獣ブーム、ケロヨン大ヒット
- 新商品=カセットテープレコーダー、花柄付きの卓上ポット、ビン詰め缶ビール「純生」、リカちゃん人形
流行語
昭和元禄、中流意識、核家族、大量消費時代、戦無派、対話、未来学、マクルーハン理論、エスカレーション、マイカー族、ハイミス、フーテン族、ボイン(大きなバスト)、ハプニング、ホット、クール、アングラ、かっこいい、大きいことはいいことだ
物価
東京都の公衆浴場料28円→32円、都バス20円→30円、地下鉄最低料金30円、かけそば60円
ファッション
- 東洋レ・帝人、カラーシャツ・キャンペーン開始
- 東洋レの招きでツイギー(ミニスカートの女王)来日、ミニスカートブームに拍車をかける
- カラー:原色カラフル時代
- ミニスカート全盛、ミニの是非論もさかん
- パンタロンスーツ登場
- パリコレにジャンプスーツ登場
- 海外有名デザイナーブランドの流行始まる
- メキシカンルック登場(エスニック第1号)
- サイケ調出現
- シャツブラウス台頭
- 婦人服裏地の主流がベンベルグデシンからベンベルグタフタヘ変わる
- ジーンズとTシャツのスタイル増加
- 紳士服、シェープドラインが主流に
- 紳士高級既製服が増加
- ミリタリールック再流行
- パーマネントプレスシャツ増加、全面的にSR加工品になる
- 帝人がトリコット・フレッシィ・シャツ(SR加工)発表
- ビキニ水着流行
- カラーストッキング、網タイツ流行
- ベルトに各種動物革(アニマルベルト)流行
- 資生堂が男性用ブランド化粧品「MG5」のシリーズ商品を発売
- 日本航空、森英恵デザインのスチュアーデス制服発表
- 米マーケットリサーチ研究所のディヒター博士が「ピーコック革命」を提唱
ファッション小売業
- 「ビッグストア時代」と呼ばれ始める
- 全国百貨店の総売上高、初めて1兆円を超える
- 日本チェーンストア協会設立
- 日本割賦協会設立
- 日本ダイレクト・メール協会発足
- [ルミネ]大宮駅ビル(現・大宮ルミネ1)開業
- [伊勢丹]商品研究室を独立させ、伊勢丹研究所設立(現:三越伊勢丹研究所)
- [小田急百貨店]小田急ハルク開館
- [そごう]千葉そごう設立(株式の大半を水島廣雄が所有したため、連結外企業だった)
- [高島屋]京王百貨店が提携、ハイランドグループ結成へ
- [千葉そごう]開店(百貨店のチェーン化と評価された)
- [東急百貨店]東横百貨店を東急百貨店に商号変更し、渋谷店を東横店、白木屋を東急百貨店日本橋店に改称。*本店(渋谷)開店
- [福岡玉屋]全館大改装完成
- [三越]子会社二幸を使ってスーパーに進出、二幸習志野店開店
- [丸井]渋谷店オープン
- [イトーヨーカ堂]年商100億円突破
- [長崎屋]北海道(札幌市)に初出店
- [ニチイ]初のSCを堺市にオープン。年商100億円突破
- [アオキインターナショナル]6/(株)洋服の青木が(株)アオキに商号変更
- [サンモトヤマ]軽井沢店オープン
- [ジーンズメイト]西脇被服本舗が(株)西脇に社名変更
- [高久]大宮駅ビルに出店、チェーン化に着手
- [メルサ]名鉄バスセンターにオープン
- [Kマート]コンビニエンスストア開設
アパレル産業
- 大阪ワイシャツ商工協同組合設立
- 海外デザイナーとの提携ブランド増加
- ニットを小回りよく供給するマンションメーカー台頭
- IWS、防縮ウールとして、ネバシュリンク、ダイラン、バンコーラ、パソランなどを正式認可
- スイス・バーゼルで国際繊維機器展(IGEDO)開催、日本からニット業者を中心に約500人が視察
- 英レスター市で日英ニット会議開催
- 西独ストール社の自動成型横編機222が話題に
- 赤ちゃん本舗がリテールサポートのため(株)ゆりかご会設立
- 郡是製絲が社名をグンゼ(株)に変更
- マルシン布帛製品(有)がマルシン衣料(株)(トミヤアパレルの前身)に組織変更
- 松田光弘がブランド「ニコル」を立ち上げ、数寄屋橋阪急に店舗をオープン
- マルオ被服(ビッグジョンの前身)が日本初のカラージーンズを生産。*ベルボトムを発売してブームを起こす
- 平野屋が創業50周年を期して、卸販売部門をメルボ紳士服、生産部門をメルボ紳士服工業に改称
- 専門店対応のサンフラワー(ヤマモの前身)設立。*大阪営業所設置
- ダイトウが婦人既製服の企画・製造・販売を開始。ブランドを「ラピーヌ」と定める。*ダイトウをラピーヌに商号変更し、本店を大阪市北区に移す
- レナウン商事がレナウンに社名を変更。*ニット・コーディネートの「イエイエ」発売(トップ12・ボトム8デザイン、カラー8色で、640通りの組み合わせが可能)、そのCMがテレビCMグランプリ獲得。*「シリーズ肌着」発売、CMに青島幸男を起用。*ヤング向きのスエットシャツ「ジョンブル」を発売。*秋にファンデーション「レナウン・リリー」発売。*黒無地の紳士靴下「レナウン・ブラックス」発売。*「日曜洋画劇場」のスポンサーになる
- 芦森工業がシートベルトメーカーとして初のJIS表示許可
設立
バルビゾン、バンモード
繊維・テキスタイル産業
- 繊維工業整備促進協会が買上価格を紡機1錘6千円、織機1台8万円に決定
- 紡協が綿糸相場抑制のため操業時間の延長を決定
- 関西大手商社が韓国などから綿糸輸入を決定
- 紡績業者からの1966年度転廃業設備の申し込みは、紡機0、織機2400台
- 米国繊維製品製造業者協会(ATMI)が輸入制限論を発表
- 綿糸・レーヨン紡績糸の不況カルテル撤廃、10%格納解除
- 紡績百年記念祭(大阪で開催。鹿児島に紡績百年の碑建立)
- 大阪三品取引所が綿糸暴騰を防ぐため新規売買を停止
- 最高輸出会議が1967年度繊維品の輸出目標を17億7326万ドルに決定
- ソ連綿の大口輸入商談妥結
- 東洋レ、豊和工業が空気精紡機を共同開発
- 全繊同盟が米の繊維輸入制限反対中央集会開催
- 化繊協会・紡協・羊紡会が米国の輸入規制運動に反対声明発表
- 大阪地裁がポリエステル繊維製造基本特許で、英ICI社の請求棄却(東洋紡勝訴
- 協調懇談会で、日清紡を除くスフメーカー14社がレーヨンステープル構造改善(設備共同廃棄)に関して調印
- 合繊生産高、初めて綿糸や再生繊維糸の生産高を超える
- 日本の綿糸の輸入額が輸出額を上回る
- 鐘紡・帝人・日レ3社、アクリル繊維の共同事業化を発表
- ポリエステル長繊維加工糸織物の対米輸出本格化
- 伊藤忠が東京支社を東京本社と改称し、大阪本社との2本社制にする
- 兼松と江商が合併し、兼松江商スタート
- 豊田自動織機が大和紡と共同でチェコスロバキア、ポリテクナと空気精紡機に関する技術導入契約を締結
- 日本クロス(ダイニックの前身)が加工糸の染色分野に進出(リクライサー、ウインス、セッター、乾燥機、ベーキングなどを相次いで新設)
- 旭化成がアクリルF「ピューロン」をテスト販売。*ポリエステル生産開始。*仏からのナイロン66製造技術導入認可取得
- 近江絹糸(オーミケンシの前身)が連続自動紡績装置(OCS)を開発、大垣に同方式による3万4000錘の新工場建設に着手
- 鐘紡が伊ソニア社からのポリエステル繊維製造技術導入認可取得
- 興和紡が倉吉工場のスフ紡機4000錘を合繊紡機に切り替え。*大阪支店輸出部が台湾からネル生地を輸入(製品輸入の開始)
- 敷島紡が新内外綿に資本参加と役員派遣を決定。*大機紡績に資本参加。*東洋レと株式を持ち合う
- 大和紡が豊田自動織機と空気精紡機に関する共同研究契約を締結
- 帝人がテトロン・ジャージー「カローラ」発売。*初の混繊糸「ミクセル」を市販開始。*タイに「タイ・テトロン」設立。*レーヨン紡績糸生産停止
- 東亜紡がニードルパンチ製造開始
- 東洋紡が三重工場でスルザー織機始動。*敦賀工場がポリエステルFの生産を開始
- 東洋レが制電性ナイロン、親水性テトロンを開発。*米ヘンリー・アイ・シーゲル社と提携、「his」カジュアルウェア発表会を開催
- 日紡がコートジボアールに綿布プリント加工・販売のソテキシー社を設立
- 日レがPEB事業開発室設置(その後PEBの商標が「栄輝」と決まり栄輝事業開発室に改称)
- 日清紡の日比谷三郎常務が東邦レ専務に就任
- 三菱レがポリエステルF「ソルーナ」生産開始。*三菱アセテートがトリアセテート「ソアロン」生産開始
- 米デュポン社がポリプロピレン、ポリエチレン、スパンボンド不織布の生産開始
- 米セラニーズ社がレーヨン部門撤収
- 英コートールズ社が炭素繊維生産開始
- 台湾に東洋レ、三菱商事、現地資本の合弁でポリエステル生産の新光合繊公司を設立
繊維・ファッション行政
- 通産省が繊維工業整備促進協会による転配業者の織機買上を認可
- 通産省が日本商品の意匠商標盗用事情調査のため東南アジアへ海外調査使節団派遣を決定
- GATT綿製品委員会が国際綿製品長期取り決めの3年延長を決定(LTA第2次、1967年10月~70年9月)
- 閣議が石油化学工業を非自由化業種に決定
- 第1次資本自由化実施(合繊・アセテート50%、綿紡レーヨン・レーヨン紡・合繊紡100%)
- 米下院歳入委に繊維品輸入制限法案(ミルズ法案)提出
- 特定繊維工業構造改善臨時措置法(特繊法)施行
- 繊維工業構造改善事業協会発足、繊維工業整備促進協会解散
- 政府が綿製品国際貿易長期取り決め期間3か年延長の受諾を決定
- 梳毛糸合理化カルテルを2年延長認可
- 通産省が特定紡績業構造改善実施計画を決定
- 通産省が繊維品不正品質表示3社の社名公表
政治・経済・社会
- 米海兵隊がメコン・デルタ地帯に初侵攻
- 第31回総選挙(自民277、社会140、民社30、公明25、共産5、無所存9。自民党の得票率が初めて50%を割る。公明党が衆議院初進出、多党化時代始まる)
- 中国では文化大革命の影響で工場・鉄道などのマヒ続出
- 日銀が戦後初の国債の買オペ実施
- 米軍がベトナム戦争で「枯葉作戦」を開始
- 公明党大会で委員長に竹入義勝、書記長に矢野絢也を選出
- 第2次佐藤内閣成立
- 琉球立法院がデモ隊に囲まれ議会流会
- 協和製糖事件(不正融資と贈収賄)が社会党の相沢重明参議院議員にも波及し在宅起訴
- 東京都知事に社共推薦の美濃部亮吉が当選、革新都政始まる
- ケネディ・ラウンド(関税一括引き下げ交渉)が米・英・日・EC間で妥結、日本1500品目引き下げ
- イスラエルがエジプト、シリア、ヨルダンを奇襲攻撃し、広大な占領地を獲得(第3次中東戦争、6日間戦争)
- 閣議が資本取引自由化の基本方針を決定。資本取引関連法規を改正
- ケネディ・ラウンドによる日本の関税引き下げ約1500品目発表
- 政府が政治資金規制法案を国会に提出(審議未了、廃案)
- 中国が初の水爆実験に成功、4番目の保有国に
- 社民党大会で委員長に西村栄一、書記長に春日一幸を選出
- ケネディ・ラウンドで53か国調印(平均30~35%引き下げ)
- 資本取引自由化始まる(第一次資本自由化)
- 欧州共同体(EC)発足
- 動力炉・核燃料開発事業団設置
- 日銀が6月の全国銀行貸出約定金利は 1.997銭と戦後初めて2銭を割ったことを発表
- 政府、原子力船の母港を青森県むつ市と決定。3か月後、竹内青森県知事が原子力船の受け入れを回答
- ASEAN(東南アジア諸国連合) が5か国で発足(タイ、マレーシア、シンガポール、フィリピン、インドネシア)
- 社会党大会で委員長に勝間田清一、書記長に山本幸一を選出
- 日銀が公定歩合1厘引き上げ,窓口規制復活
- 政府が景気対策の一環として財政支出繰り延べを決定
- 佐藤首相が東南アジア・オセアニア訪問に出発(3派全学連と警官隊が衝突、第1次羽田事件)
- 吉田茂元首相没(89歳)。戦後初の国葬を挙行
- 海上自衛隊員2000人が伊勢神宮に集団参拝(憲法違反として問題化)
- 那覇市で沖縄即時無条件返還要求県民大会を開催(約10万人参加)
- 政府が米原子力空母エンタープライズ寄港承認を米国に通告
- 佐藤首相が訪米に出発(全学連と警官隊が衝突、第2次羽田事件)
- ワシントンで日米共同宣言(沖縄返還の時期は明示せず、小笠原は1年以内に返還)
- 英ポンド切り下げ(2.8ドル→2.4ドル)
- ポンドショックで東証一部旧ダウ開所以来の最大の暴落
- ポルトガル・リスボンとその周辺地域を暴風雨が襲い、450人以上が死亡し数千人が住居を失った
- ニューヨーク連邦準備銀行が米国の金準備は1937年7月以来の最低水準に減少と発表
- 佐藤首相が衆院予算委で非核3原則を言明(「核兵器をつくらず・もたず・もちこませず」)
- 1968度予算編成にあたって財政硬直化が問題となる
- GNP、米独に次いで第3位(1140億ドル)
- ベトナム特需、前年比7.9%増加
- 農業就業人口20%を割る
- 経済白書の副題「能率と福祉の向上」
- (第6景気循環「いざなぎ景気」上昇期)