【実施日時】
2012年6月30日(土) 11:00〜16:00(10:30開場)
【場所】
文化学園大学 A棟 066教室
【住所】
東京都渋谷区代々木3-22-1(アクセス
【定員】
180名様(先着順・要事前申し込み)
【参加費】
ファッションビジネス学会員・ユニバーサルファッション協会員・高校生以下:無料
一般参加者:1,000円
【主催】
ファッションビジネス学会(FB学会)リファッション2012実行委員会
 

ReFashion0704 2012
シンポジウム〜服活〜 開催に向けて

今年で4年目となります【ReFashion 0704 シンポジウム】は、7月4日前後の週末に、『0704 お直しの日』として会を重ねています。将来的に7月4日を『0704 お直しの日』として定着させたいと願っています。
昨年は「服育」を副題として、服飾専門教育における環境教育の強化を取り上げましたが、今回は衣服の活用と東日本震災からの復活を意識して副題を「服活」と致しました。このシンポジュームを通して、ファッションの力と可能性(高齢者や障害者を含むあらゆる立場の人々にとって暮らしや人間関係、社会参加等に与える影響)について考え、より創造的な暮らしの一助となることを目指し、さらに、産学および生活者のサスティナブル意識の向上と繊維3Rの実践に貢献したいと思います。

プログラム

司会:福永 成明(ドレスメーカー学院教授 実行委員会事務局長)
11:00 【開会挨拶】 木田 豊
(0704実行委員長)
11:05【基調講演】 池内 計司氏
(池内タオル株式会社 代表取締役)
 「"風で織るタオル"で地球を守る」

母親が自分の命より大切にする赤ちゃんに安全なタオルを届けたい!
今治から生まれた世界のブランド『IKT/風で織るタオル』。世界で最もピュアなテキスタイルカンパニーを目指し、「コットンヌーボー」という農家から、消費者そして投資家まですべての新たな連携を構築している。

12:00【アトラクション】
演奏家のいない演奏会 in 文化学園大学
 〜Recovery of clean nature〜
12:00
〜12:30
【ランチタイムプレゼント】
<東北の森をイメージした音楽>

ご持参のお弁当を召し上がりながら、
お聴きください。

12:30
〜12:55
【再生に祈りを込めて】
<音と香りのコラボレーション>

お香作家・竹中まや氏ブレンドの「香りのストラップ(飯館村 カーネーションの会作製)」を差し上げます。心に響く音楽と香りをご体験ください。
(協力:エムズシステム)

13:00【事例発表】 佐野 ハツノ氏
(松川工業団地 松川第1仮設住宅 管理人)
 「仮設の中での生きがいを求めて」(東北震災現地からの活動報告)

平成24年6月1日現在、飯館村の全村民6642名中、県外避難者536名、県内(飯館以外)避難者5999名、飯館村内106名。県内の仮設住宅には1208人おり、松川第一仮設住宅には、217人115世帯が生活している。被災当事者として仮設住宅の管理人を務めながら、これからの飯館村の活性化を模索している。

13:30【事例発表】 平野 新二氏
(株式会社丸井グループCSR推進部 循環型ファッション事業担当課長)
 「POWER OF FASHION 〜ファッションの力で被災地支援〜」

東日本大震災直後から被災地支援の衣料品下取りチャリティーを開催し、お客様からお預かりした新品や新品に近い衣料品を被災地へ寄贈。被災された方をファッションの力で励まそうと、ラックやワゴンで売場同様に会場を作り、ショッピング気分で楽しく選べる無料のバザー形式で実施。
2011年5月の気仙沼市からスタートし、この6月まで計50ヵ所の被災地で継続開催中。

14:00【休憩】
14:10【提言】 柳田 信之氏
(株式会社トム 代表取締役)
 「サスティナブルマーケティングとモノつくり」

成城大学経済学部卒業後、大手専門店に入社。開発室、店長、商品企画部、社長室マーケティング部、営業企画マネジャーなど中枢部要職を歴任。1979年同社退社、主にファッション流通におけるコンサルティングと商品企画・販売を目的として株式会社トムを設立し、代表取締役に就任。現在、小売業、アパレルメーカー、ショッピングセンターをはじめとする流通業全般に対してコンサルティングを行うかたわら、異業種へのマーケティングディレクションなどを行う。

14:40【教育研究発表】 佐藤 玲子氏
(田中千代ファッションカレッジ)
 「ファッション×エコロジー×アートの活動報告」

ファッションとエコロジーをキーワードに、リユース、リデュース、リサイクルの3Rの視点から新しい「服育」を目指す。
教育方法としては地元の町会や商店会など地域や企業と連携して実学を学ぶ機会を有し、授業の形態も体験型授業を取り入れて時々にイベントを計画した。制作する作品は、本学の専門である服飾関連の分野に創造的な広がりと感性をより強く表現するため現代美術家からの指導もお願いし、斬新なプロジェクトとした。

15:10【休憩】
15:20【社会人活動】 宋 玟伊氏
(文化ファッション大学院大学修了生)
 「エシカル(倫理)・ファッションビジネス」

韓国の韓南大学校衣類学科でファッションデザインを専攻後、IT企業に3年間勤務。ファッションを深く勉強するために来日し、文化ファッション大学院大学ファッションマネジメント専攻に入学。ファッション経営管理を学びながら、企業倫理と倫理的ファッションについて興味を持つようになる。倫理的ファッションに関しては、企業も消費者も、まだ初期の段階にあって、限界が多くあるファッション業界であるが、BFGUで学んだ経験を生かし、今後とも倫理的ファッションを志向する社会性のある企業で仕事をしていきたいと思っている。

15:35【学生活動】 渡邉 恵氏
(桜美林大学環境サークル「エコレジ」 健康福祉学群精神保健福祉専修4年)
 「レジ袋削減活動を通して学生が身近にできるエコを考える」

エコレジとは?Enjoy Ecology Everyone!を合い言葉に、2008年4月に発足された環境サークルです。
最初は「レジ袋ってそんなにいらないんじゃないか?」と感じた仲間が集まり、レジ袋削減プロジェクトのために立ち上がりました。自分達の視点を軸に「学生が身近に出来るエコ」を考えています。

15:50【質疑応答】
16:00【閉会挨拶】 増田 大助
(文化服装学院専任教授)

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アトラクション リクチュール作品展示

Amakiru(アマキル)

http://amakiru.com/
デザイナー:藤川 郁磨

・ブランド紹介
素材の歴史・意味・表情から感じられるイメージを読み取り、衣服や小物などにRevive(リバイブ=甦らせる)させる活動を行う。

・作品について
訳あって取り残された素材たちを形のあるモノ、
意味のあるモノとして甦らせた作品を発表。

DOWA(ドウワ)

http://dowadowadowa.jimdo.com/
デザイナー:山口 大人

・プロフィール
ディーズファッション専門学校卒業 文化ファッション大学院大学卒業
在学中から新人デザイナーファッション大賞などのファッションコンテストで活躍し、
大学院卒業後ファッションブランド「DOWA(ドウワ)」を本格的に始める。
3R(リペア・リフォーム・リメイク)のモノづくりのクオリティーを高めた
リクチュールラインをベースに国内外に展開中。

・作品について
古着のアロハシャツをリクチュールした
ジャケットとパンツです。
古着のアロハシャツはUSAからの輸入モノで、サイズが大きいモノが多く売れ残ることが多いです。
柄など生地として見ればいいモノが多いのでそれらを使用してどうにかできないかと思い、製作した作品です。

Megumi miura(メグミ ミウラ)

http://megmiura.com/
デザイナー:三浦 恵

・ブランド紹介
"「服」が持つ意味・役割を再構築し新しい価値を提案する" ことをコンセプトに、
リメイクを超えた「リ・クチュール」作品を発表。

・作品について
6/30に出品する作品は画像の3点を1スタイルにスタイリングしたいと思っています。

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展示発表
*リクチュール作品、企業・学生展示発表も同時開催!

企業による展示発表

  • 池内タオル株式会社
  • 松川工業団地 松川第1仮設住宅 カーネーションの会
  • 株式会社丸井グループ
  • 株式会社アン・コトン
  • ナカノ株式会社
  • 日本環境設計株式会社
  • M's システム

   他

学生・NPOによる展示発表

  • 田中千代ファッションカレッジ
  • 桜美林大学
  • 文化学園大学USR
  • ミシンでお仕事プロジェクト(ふんばろう東日本支援プロジェクト)
  • M'sシステム
  • リファッション研究部会

   他

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ReFashion2012に向けて

西尾 美也 アーティスト
アーティストとしてケニアのナイロビに暮らしていて面白いのは、人々の日常的実践の中に、アートに通じるエッセンスを読み取れることです。それは、「モノ」に対する多角点な視点と言えるかもしれません。
西欧や日本から大量に渡ってくる古着に対しても、トレンドにとらわれず自由に着こなしている姿がかっこよく見えます。
大量生産、大量消費の経験を経た日本で、「面白い」とは何でしょう。
ReFashionの活動に期待しています。

主催・共催

主催ファッションビジネス学会(FB学会)リファッション2012実行委員会
共催FB学会リファッション研究部会
FB学会アパレルリサイクル研究部会
FB学会服装社会学研究部会
FB学会ユニバーサルファッション研究部会
後援文部科学省 経済産業省 環境省 株式会社繊研新聞社 株式会社アパレル工業新聞社
毎日新聞社MOTTAINAIキャンペーン事務局 一般社団法人日本衣料管理協会
一般社団法人アパレル・ファッション産業協会 社団法人環境生活文化機構
日本繊維製品・クリーニング協議会 日本百貨店協会環境委員会
NPO日本ファイバーリサイクル推進協会 日本ジーンズ協議会
NPOユニバーサルファッション協会
協賛株式会社丸井グループ 株式会社白洋舎
株式会社アン・コトン 日本環境設計株式会社
一般社団法人日本ファッション・ウィーク推進機構

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リファッション研究部会とは

ファッションビジネス学会のリファッション研究部会は、
アパレル・リサイクル研究部会から派生し、2009年秋に誕生しました。
当研究部会では、以下のような問題意識を持ち、活動しています。

衣服に関する「心の充足環境の充足経済の充足」を、
××のコラボレーションを通して探っていきます。

『産』 産業・企業・ビジネスとは……

衣服に関する『産』には、以下が当てはまります。

  • 企画デザイン生産などの、物作りに関わるビジネス
  • 百貨店専門店SC通信販売などの、販売に関わるビジネス
  • クリーニングリペアリフォームリメイクカケハギ染め直しなどの、生活で発生するビジネス
  • リサイクルショップ故繊維業リメイクデザイナーアーティストなどの、リサイクルビジネス
  • 流通各種薬品(業務用・家庭用)収納などの、上記を支えるビジネス

『学』 学術研究・人材教育機関とは……

衣服に関する『学』には、以下が当てはまります。

  • ファッションビジネス学会各種専門教育機関などの、新たな世界を切り開く人材教育及び、ビジネス推進の場

『民』 生活者とは……

衣服に関する『民』には、以下が当てはまります。

  • 衣服を買う人衣服を着る人衣服を売る人衣服を直す人衣服を譲る人などの、衣服に関係する生活者

企画〜開発〜生産〜流通〜販売〜利用〜譲渡〜修理〜廃棄……
××がそれぞれ深く結びつくことで、衣服を通じて「自然」と「人間社会」と「世界」がより一層深く結びつくのです。

そして、新しい『人と衣服』の関係を見つけ出すために、
』と『環境』と『経済』を考えていきます。

心の充足」……衣服は、我々人間の精神とどのように関わることができるのか。
環境の充足」……衣服は、"循環"や"エコ"というキーワードとどのように関わることができるのか。
経済の充足」……衣服は、"フェアトレード"や"ものの価値"という概念とどのように関わることができるのか。

ファッションビジネス学会リファッション研究部会は、企業の立場、学術的な立場、教育的な立場、生活者の立場などさまざまな立場や角度から『今』を見直し、今まで見えていなかったことを見る『視点』を持ち、具体的な行動・習慣に進化させることを願い、活動します。

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「白洋舎の歴史は、クリーニングの歴史です」白洋舎

もっとうれしい服へ。「アン・コトン」リフォーム

Earth Smile Project「ファッションを通じて、できること」MARUI GROUP

JapanFashionWeek in TOKYO(一般社団法人日本ファッション・ウィーク推進機構)

日本環境設計

ファッションビジネス学会(FB学会)

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