アパレルリサイクル研究部会
研究部会データ
代表責任者 | 井口 多恵子(杉野服飾大学) |
---|---|
事務局 | 井口 多恵子 |
連絡先 | TEL:03-3491-8957 iguchi@sugino.ac.jp |
設立年月日 | 平成14年3月 |
主旨
繊維の中でも特にアパレル製品は廃棄後ほとんどが可燃ごみとして焼却されている。しかもその量は生活者の実感より多く年間100万トン強が廃棄されていた。行政、産業界では早くから3R活動を通じて対策が検討されてきたが、ファッション商品である為、仕組みも商品も感性面を満足させることが要求され、この方向に沿った対策の必要性があった。教育面においては、小中高の環境教育が重視され、「服育」活動が盛んになってきた。しかし、服飾系専門教育分野では従来ともすればファッションとエコロジーは馴染まないというような誤解もあって、感性重視の教育研究が行なわれてきたと言える。
環境重視の時代に環境意識を身につけた服飾専門家を社会に向け送り出すには、ファッションビジネス学会で専門家のための服育、啓発教育の理論とカリキュラムの研究開発が必要であった。
沿革・経緯
1)月次研究部会 |
|
---|---|
2)研究発表 |
|
3)エコ商品の開発 |
|
4)共催 |
|
5)他部会・団体の行事への参加 |
|
6)その他 |
|
今後の活動計画
- 啓発セミナー
- 将来はアパレル・リサイクルの単独講座の確立を目指すが、当面は既存のあらゆる講座内で 年1~2回の講義が出来るように、派遣出来る講師陣人材リストなどを整える。
- アパレル・リサイクルのカリキュラムとテキストの基盤となる調査活動。生活者実態調査 (学生の実地調査活動として授業にも取り込む)
- 社会的に環境取り組み意識が高まるので他学会、研究会(繊維機械学会 日本繊維製品消費科学会、日本家政学会等) 専門家組織(日本衣料管理協会等)と連携強化する。
- 業界団体及び個別企業との連携。
日本アパレル産業協会、日本百貨店協会、日本化学繊維協会、等の団体及び所属企業。 - 「エコメイトマーク(アパレル産業協会提言)」商品の具体化研究
- デザインコンクール等学園祭、業界イベントでエコ商品の具体例を見る機会、チャレンジする場を仕掛ける。
- 新設の「リ・ファッション研究部会」との連携