ファッションビジネスカリキュラム研究部会
研究部会データ
代表責任者 | 岩﨑一哉(大阪文化服装学院 校長) |
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事務局 | 岩﨑一哉(大阪文化服装学院 校長) |
連絡先 | kiwasaki@osaka-bunka.com |
設立年月日 | 平成7年11月 |
主旨
ファッションビジネス教育を構成する「基本科目」「教師」「教材」「教育方法」「産学協同」などについて、現状の問題点と改善点を研究し、学校教育および産業界の教育訓練にマッチした「標準カリキュラム」を開発する。
沿革・経緯
平成7年11月 ~平成10年10月 |
1. ファッションアドバイザー・バイヤー・ファッションコーディネーターなどの専門職における、実学教育プログラムにファッションビジネス能力検定3級・2級レベルの検定試験がクリアする事が出来るように、「次世代ファッションビジネス教育でのリテールビジネスカリキュラムの開発」を発表。 |
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平成11年7月 ~平成12年12月 |
2. 業界変動による、企業からのスペシャリスト教育の要望と学生意識の変化にあったカリキュラムを研究として、「ファッション業界におけるスペシャリスト育成のステップアッププランからファッションアドバダイジングプランナーのカリキュラムの考え方」を発表。 |
平成13年7月 ~平成18年12月 |
3. これまでの産学協同において、多くの論議がなされてきた問題点を、改めて時代性と学生のニーズを見直したうえで改善策を導き出し、改善方向と しては実践的インターンシップの活性化・教職員の育成等も含め、現代の学生にとって魅力的な職業と新教育メニューにスポットを当て、各大学・専門学校の活性化と問題解決につながる研究を、「産学における現状の問題点と改善策に基づく教育メニューの提案」として、カリキュラムの構想を発表 |
平成19年 ~平成20年 |
4. 少子化とファッション人気の低迷で服飾デザイン系専門学校へ進学する高校生の減少が目立っている。そこで服飾デザイン系学科・コースを併する高校を対象に、ファッション分野を進路選択する高校生の意識、専門学校との連携のあり方などのヒヤリングを実施。これと並行して、「全国高校産業フェア」でショー作品を発表する高校1,2年生20人余りを対象に4カ月にわたって衣服制作指導を実施した。こうした体験授業を通してモノづくりの楽しさ、おもしろさを体験してもらうとともに、服飾専門学校の授業について理解を深めた。 またヒアリング、アンケート調査を分析し、今後のカリキュラム編成や学生募集の検討材料とした。 |
令和2年 ~令和4年 |
5. コロナ禍により対面販売が制限される中、非対面での販売手法の必要性が高まる状況に対応するためSNSを通じたインフルエンサーの育成を目指すカリキュラムを導入。 SNSをはじめとするデジタルメディア、雑誌やテレビなどのマスメディアを使いこなし、効果的に情報を発信し、ファンを作るノウハウやスキルを身につけるカリキュラムを研究。 |
今後の活動計画
今後のファッション業界に必要となるスキルを研究する。
従来の「対面での接客」を基本とする教育から「デジタルスキル」及び「プロモーション」等、非対面での販売手法に教育内容をシフトする。
その上において、「SNS」「インフルエンサーマーケティング」に関する授業は、質量ともに充実させることをめざす。また「AI」について基本的な活用方法を理解し、実際に利用することで仕事の効率化を図れる人材を育成するカリキュラムを確立する。