アレッサンドロ・ミケーレの功績から読み解く「現代ファッションの可能性」― ジェンダー、身体、模倣と文化盗用 ―
ファッションビジネス学会に、新たに「衣服論研究部会」が発足しました。本研究部会は、産業構造やメディア環境、着用実践などの変化を視野に入れ、さまざまな学問分野の知見を横断しながら、現代における衣服の変容を読み解くことを目指します。
その発足を記念する第1回研究発表会を、2026年10月24日(土)にオンラインで開催いたします。
本発表会では、ジャーナリストであり服飾社会学研究者の大泉明子氏を迎え、2010年代後半のラグジュアリーファッションに大きな影響を与えたアレッサンドロ・ミケーレ(元グッチ クリエイティブ・ディレクター)の取り組みを読み解きます。
「ジェンダー」「身体」「模倣と文化盗用」という三つの切り口から、グローバル資本主義とSNS時代のただ中にある現代ファッションの構造的な課題と、新たな可能性を考えます。
開催概要
| 日 時 | 2026年10月24日(土) 15:00~17:00 |
|---|---|
| 会 場 | オンライン(Zoomウェビナー) |
| 対 象 | 本学会会員 |
| 参加費 | 無料(事前申込制) |
| 注意事項 | 発表では研究目的で画像を使用するため、録画・録音・画面撮影、およびSNS等への転載はご遠慮ください。 |
| 発表内容 | 題目: |
| 発表者 | 大泉 明子 氏 (1983年にWWDでジャーナリストとしての活動を開始。『流行通信』『マリ・クレール』『ELLE JAPON』などで編集・ファッションディレクションに携わる。文化学園大学大学院で服飾社会学を学び、2023年に修士号を取得。論文「グッチにおけるアレッサンドロ・ミケーレの功績 ― 現代ファッション表現に関する3つの観点から ―」が『ファッションビジネス学会論文誌』Vol.29(2024年)に掲載。) |
| 発表のポイント | 1. ジェンダー(GENDER):男/女という二項対立や既存のアンドロジナス概念を超える「ジェンダー・フルイディティ」の実践と、自己表現を人権として捉えた装いの自由。 2. 身体(BODY):既存のトータル・ルックやシーズン制への問い。「生きた身体」と着る人の現実を尊重する単品主義とシーズンレス化。 3. 引用・模倣と文化盗用(CITATION, IMITATION AND CULTURAL APPROPRIATION):デジタル・SNS時代における「オリジナル」の再定義、オマージュと文化盗用の境界、そしてファッションに求められる社会的な姿勢。 |
| お申し込み・参加方法 | 参加をご希望の方は、下記リンクより必要事項をご入力の上、お申し込みください。 追ってZoomのアクセスリンクをお送りいたします。 https://forms.gle/e37Hj8xba8mm1yci7 |
| 申込締切 | 2026年10月21日(水)23:59 |
