Field Study in ARIMATSU
—400年の手仕事から、地域発ファッションの未来を考える
FashionStudies®は、ファッションにおけるものづくりについて考える講座シリーズ「FASHION MANU FACTURE」の第9回として、ライフスタイルブランド「suzusan」とともに、愛知県名古屋市・有松を舞台にしたフィールドスタディを開催します。
江戸時代から約400年にわたり、有松鳴海絞りの産地として歩んできた有松。
歴史ある町並みを歩き、絞りの技と産地の文化に触れ、実際に手を動かしてものづくりを体験します。さらに一日の最後には、COS KYOTO代表の北林功さんと、suzusan CEO兼クリエイティブディレクターの村瀬弘行さんによるトークセッションを開催します。
衣服は、デザインだけで生まれるものではありません。
素材、技術、地域、歴史、そして、そこに生きる人々。さまざまな要素が積み重なり、一枚の布、一着の服が生まれます。
本プログラムでは、有松の町並みや文化施設を訪ねるだけでなく、職人の手仕事を間近に見て、自らも絞りを体験し、地域に根差したものづくりが現代のファッションやライフスタイルへどのようにつながっているのかを学びます。
講義室を飛び出し、歩き、見て、聞き、手を動かし、対話する。
有松という「生きた産地」をフィールドに、服飾文化の過去・現在・未来を一日かけて考えます。
トークセッションのみのご参加も可能です。(トークセッションのみのご参加の方も展示会をご覧になれます。)
本プログラムの特徴
・重要伝統的建造物群保存地区に選定された有松の町並みを歩く
・有松鳴海絞りの歴史と多彩な技法を学ぶ
・職人による手仕事を間近で見学する
・シルクのミニスカーフを制作する絞りワークショップ
・地域文化とファッションの未来を考えるトークセッション
・suzusan「2027 Spring / Summer Collection」展示会の見学
町並み、建築、手仕事、食、ブランド、そして地域の実践者との対話を通して、ものづくりの背景を立体的に読み解く少人数の学びのプログラムです。
suzusanについて
suzusan(スズサン)は、有松鳴海絞りの伝統技術をルーツに、2008年ドイツで誕生したライフスタイルブランドです。400年以上受け継がれてきた手仕事を礎に、カシミヤやアルパカなど世界各地の上質な素材と融合させ、ファッション、ホームコレクション、照明などを展開。現在は世界約30ヶ国、120の店舗で販売され、「世界中のライフスタイルに合う手仕事」をコンセプトに、伝統技術の新たな可能性を発信し続けています。
https://suzusan-shibori.com/
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開催概要
開催日
2026年8月29日(土)
開催時間(予定)
10:30~17:30
集合場所
suzusan shop
愛知県名古屋市緑区有松1905 名鉄名古屋本線「有松駅」より徒歩約5分
参加方法・チケット
今回は、以下の2種類のチケットをご用意しています。
1.フィールドスタディ+トークセッション
時間:10:30~17:30(予定)
定員:12名
参加費:25,000円
有松の町並み散策、文化施設の見学、昼食、絞りのワークショップ、トークセッション、suzusan展示会見学まで、一日のプログラムを通してご参加いただくチケットです。
参加費には、以下が含まれます。
・各施設の見学料
・昼食代
・ワークショップ参加費および材料費
・トークセッション参加費
※集合場所まで、および解散後の交通費は含まれません。
2.トークセッションのみ
時間:15:45~17:00頃(予定)
定員:15名
参加費:5,500円
北林功さんと村瀬弘行さんによるトークセッション「地域から生まれるファッションの未来」にご参加いただくチケットです。
トーク終了後は、suzusan「2027 Spring / Summer Collection」の展示会も自由にご覧いただけます。
※トークセッションのみご参加の方の受付場所・受付開始時間は、参加者の皆さまへあらためてご案内します。こちらも集合場所まで、および解散後の交通費は含まれません。
フィールドスタディ+トークセッションとトークセッションのみ(現地参加)
申し込み https://fmf009.peatix.com/
トークセッションのオンタイムでのオンライン配信も行います。
オンライン視聴券 5500円
オンライン申し込みはこちら https://fmf009-online.peatix.com/
本イベントの趣旨に賛同し応援してくださる方向けの応援枠をご用意しております。
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当日のスケジュール
10:30 suzusan shop集合・受付
FashionStudies®主宰・篠崎友亮、suzusan CEO兼クリエイティブディレクター・村瀬弘行さんより、本日のプログラムについてご挨拶します。
10:45 有松の町並み散策
旧東海道沿いに残る歴史的な町並みを歩きながら、絞り産業とともに発展してきた有松の歴史と文化を学びます。
11:00 棚橋邸(国登録有形文化財)見学
歴史ある町家建築を見学し、有松の歴史と文化に触れます。
11:30 有松・鳴海絞会館
有松鳴海絞りの歴史や多彩な技法を学び、職人による実演を見学します。
12:00 有松山車会館
絞り産業によって栄えた有松で育まれてきた祭礼文化に触れます。
12:30 昼食「ふじ寿司」
旬の食材を使用した季節のちらし寿司を囲み、参加者同士の交流を深めます。
13:30 SUZUSAN Lab
有松鳴海絞りの技法を体験し、シルクのミニスカーフを制作します。
15:45 トークセッション 会場:棚橋邸(予定)
「地域から生まれるファッションの未来」
北林 功 × 村瀬弘行
17:00 suzusan展示会見学・ショッピング
suzusan「2027 Spring / Summer Collection」を自由にご覧いただけます。
17:30頃 自由解散
※時間および訪問先は、当日の状況により変更になる場合があります。
トークセッション
地域から生まれるファッションの未来
北林 功 × 村瀬弘行
有松という地域を起点に、産地、ブランド、文化をつなぐ視点から、これからのファッションとものづくりについて考えます。
400年以上受け継がれてきた技術や文化を、どのように現代の暮らしや市場へつないでいくことができるのか。
地域に蓄積された知恵や美意識を、守るだけではなく、新しい価値として未来へ手渡していくために必要なことは何か。
地域文化を生かした事業や循環型社会のあり方を研究・実践する北林功さんと、有松鳴海絞りを現代のファッションとして世界へ発信してきた村瀬弘行さんの対話を通して、「地域から生まれるファッション」の可能性を探ります。
登壇者
北林 功
COS KYOTO株式会社 代表取締役・コーディネーター/Edonomy®(エドノミー)研究家
1979年奈良県生まれ。大阪市立大学(現・大阪公立大学)法学部卒業後、大阪ガス株式会社、株式会社グロービスを経て、同志社大学大学院ビジネス研究科を修了。2013年にCOS KYOTO株式会社を設立。
日本各地に受け継がれてきた文化や技術、地域の知恵を現代の社会やビジネスへつなぐ「文化ビジネス」を研究・実践している。限られた資源を循環させながら地域文化を成熟させてきた江戸時代の社会の仕組みに着目した「Edonomy®」を軸に、リサーチ、人材育成、地域と世界をつなぐ事業などを展開。
村瀬弘行 Murase Hiroyuki
suzusan CEO兼クリエイティブディレクター
1982年名古屋市生まれ。有松鳴海絞りの5代目として生まれ、イギリス、ドイツで美術・建築を学ぶ。2008年にドイツで「suzusan」を設立。伝統技術を現代のものづくりへとつなぐ一方、大学での教育や伝統産業の海外展開支援など、次世代への継承にも取り組んでいる。
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訪問先のご紹介
有松の町並み
旧東海道沿いに位置し、江戸時代から約400年にわたり絞り産業とともに歩んできた有松。国の重要伝統的建造物群保存地区に選定され、歴史ある町家や商家が現在も美しく残されています。町を歩きながら、産地の営みとともに形づくられてきた建築、景観、文化を体感します。
棚橋邸(棚橋家住宅)
有松を代表する絞商「大井桁屋」の建物を受け継ぎ、後に棚橋医院として地域に親しまれてきた国登録有形文化財。当日は、建物を代々受け継いできた棚橋家の棚橋恭子さんより、建物の歴史やその背景にある物語をご紹介いただきます。地域の歴史を「建物」という視点から学べる、本プログラムならではの特別な時間です。歴史ある町家建築を見学するとともに、今回のトークセッションの会場としても使用する予定です。
有松・鳴海絞会館
有松鳴海絞りの歴史と多彩な技法を紹介する施設です。館内では、職人による絞りの実演を間近で見学し、一つひとつの模様が人の手から生み出される工程を学びます。
有松山車会館
有松天満社の秋季大祭で曳き出される山車を展示する施設です。絞り産業の発展とともに育まれた有松の祭礼文化や、町の人々によって受け継がれてきた地域の営みに触れます。
昼食「ふじ寿司」
昼食には、有松で長く親しまれている「ふじ寿司」の、旬の食材を使用した季節のちらし寿司をご用意する予定です。
地域に根差した味を楽しみながら、参加者同士の交流も深めていただきます。
SUZUSAN Lab
有松鳴海絞りの技法を、実際に手を動かしながら体験します。今回制作するのは、シルクのミニスカーフです。代表的な絞り技法に取り組みながら、職人たちが受け継いできた手仕事の奥深さと、一点ごとに異なる表情が生まれる絞りの魅力を感じていただきます。
suzusan shop
一日の最後には、suzusan「2027 Spring / Summer Collection」の展示会をご覧いただきます。有松で受け継がれてきた伝統技術が、現代のファッションやライフスタイルへどのようにつながり、世界へ届けられているのかを体感していただく時間です。
こんな方におすすめします。
・ファッションやテキスタイル、染織に関心のある方
・産地や職人のものづくりを現地で学びたい方
・伝統工藝と現代のデザインの関係に関心のある方
・地域文化を生かしたブランドづくりや事業に関心のある方
・サステナブルなものづくりや循環型社会について考えたい方
・有松鳴海絞りやsuzusanの活動に関心のある方
専門的な知識や経験は必要ありません。ファッション、デザイン、工藝、地域文化に関心をお持ちの方であれば、どなたでもご参加いただけます。
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ご参加にあたって
・町歩きを含むため、歩きやすい服装と靴でお越しください。
・熱中症の対策として、日傘・帽子・飲み物等をご用意ください。
・天候や現地の状況により、訪問順序や内容を変更する場合があります。
・ワークショップでは染料等を扱う可能性があります。汚れても差し支えない服装にてご参加ください。
・プログラム中に撮影した写真を、主催者の広報媒体等で使用する場合があります。
・トークセッションに関して録音・録画はご遠慮ください。
・トークセッションに関してのアーカイブ配信は検討しています。実行できない場合もございます。あらかじめご了承ください。
開催概要
| 日 時 | 2026年8月29日(土) 10:30~17:30 |
|---|---|
| 参加費 | 1.フィールドスタディ+トークセッション:25,000円 2.トークセッションのみ:5,500円 オンライン視聴券:5,500円 |
| 集合場所 | suzusan shop 愛知県名古屋市緑区有松1905 名鉄名古屋本線「有松駅」より徒歩約5分 |
| お申込み | お申し込みはPeatixにて承っております。 現地参加 https://fmf009.peatix.com/ トークセッション オンライン参加 https://fmf009-online.peatix.com/ ※申し込まれますと払い戻しはできませんので、ご了承くださいませ。 |
| 問合せ先 | Peatixがご利用できない場合は、「FASHION MANU FACTURE 009」と明記していただき、下記メールアドレスまでお問い合わせくださいませ。 contact@fashionstudies.org |
| 主 催 | FashionStudies®/suzusan |
| 共 催 | ファッションビジネス学会ラグジュアリービジネス研究部会 |
| 企 画 | suzusan/篠崎友亮(FashionStudies®) |
FASHION MANU FACTUREとは
FashionStudies®が主催する、ファッションにおけるものづくりについて考える講座シリーズです。素材、技術、産地、職人、デザイナー、ブランド、流通など、服が生まれ、生活者のもとへ届くまでに関わる多様な現場と人々に目を向けながら、これからのファッションとものづくりのあり方を考えます。
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【FashionStudies®について】
FashionStudies®は、ファッションを社会・藝術・科学・経済・技術など多角的な視点から捉え、ファッションを“知の体系”として学ぶ、実践的な学びのプラットフォームです。
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講座一覧になります。
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