FB学会 ファッションビジネス学会 The Society for Fashion Business

ギャル文化を読み直す
— 「身体表現」と「場」から、現代につなげて考える

1990年代末から2000年代初頭にかけて、渋谷を中心に展開したギャル/ギャル男文化。それはしばしば、派手なファッションやメイク、時代を象徴する流行として記憶されています。しかし、ギャル文化の中にあったのは、見た目のインパクトだけではなかったのではないでしょうか。

身体を通じて自分を表現すること。
実際の場に人が集まり、見て見られながら関係をつくること。
そして、その場から独自の価値観や文化が立ち上がっていくこと。

本企画では、ギャル文化を平成カルチャーの懐古としてではなく、「身体表現」と「場の生成」という観点から読み直し、現代の社会や文化にどう接続できるのかを考えます。

登壇するのは、ギャル/ギャル男文化を当事者経験と研究の両面から見つめてきた 荒井悠介さん、そして元ヤマンバ当事者として、現在はその文化を美術史やアーカイブの観点から捉え返している 近藤智美さん。

お二人の対話を通じて、ギャル文化を「懐かしいもの」としてではなく、いまの社会や文化を考えるための実践として読み解いていきます

またトーク終盤には、『ガングロ族の最期』著者であり、ギャル文化研究を行っている 久保友香さんよりコメントをいただく予定です。

平成カルチャーを振り返るだけではなく身体を使って自分を表現すること、そして実際の場に人が集まり文化が生まれることの意味をあらためて考える機会になればと思います。

みなさまのご参加お待ちしております。


詳細&申し込み:https://peatix.com/event/5035472
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この講座で考えたいこと
・ギャル文化は、どのような身体表現だったのか
・人が実際の場に集まり関係をつくることは、文化に何をもたらしていたのか
・ギャル文化を「見た目の記号」ではなく「実践」として読み直すと何が見えてくるのか
・その実践は、現代の社会や文化にどうつながるのか
・記録されにくい若者文化を、現在どのように残していけるのか
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登壇者 プロフィール
荒井悠介
1982年東京都生まれ。一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程修了。博士(社会学)、専門社会調査士。
現在、明星大学人文学部人間社会学科准教授。専門は社会学、若者文化研究、メディア研究。
2000年代初頭、渋谷センター街入口を拠点とするイベサー「ive.」の四代目代表を務めた。その後、ギャル文化を背景にもつ渋谷の教育機関「BLEA」において教育活動に携わりながら、渋谷のギャル・ギャル男を中心としたイベサー文化の終焉までフィールドワークを行った。現在は、若者のサブカルチャー経験とその後のライフコース、ならびに若者文化やSNS利用を対象として、フィールドワークやインタビュー調査を通じた研究を行っている。
主著に『若者たちはなぜ悪さに魅せられたのか―渋谷センター街にたむろする若者たちのエスノグラフィー』(晃洋書房、2023年)、『ギャルとギャル男の文化人類学』(新潮社、2009年)など。近著に「居場所で得る資本―若者はストリートの『学校』でどのような資本を得たのか」(『現代思想』53巻4号、2025年)など。
読売新聞インタビュー記事:(https://www.yomiuri.co.jp/national/20231127-OYT1T50168/

近藤智美
広島県生まれ/東京都在住
夢日記や主観的体験の記憶から実感した事を起点に、美術史と個人史を接続させ、絵画を中心に発表している。創作と並行して 2000
年代ヤマンバギャル文化の研究、アーカイブを行う。
*ヤマンバ・・・1999年から2004年頃まで渋谷を拠点に、限界まで焼いた黒い肌にアフリカの仮面のような化粧と派手な髪色が特徴のギャルから派生した極北的スタイル。ヤマンバと言われる第一次世代が2000年頃衰退し、2003年頃第二次世代が台頭する。作者は「マンバ」と言われる第二次世代にあたる。

コメントゲスト プロフィール
久保友香
メディア環境学者
1978年、東京都生まれ。2000年、慶應義塾大学理工学部システムデザイン工学科卒業。2006年、東京大学大学院新領域創成科学研究科博士課程修了。博士(環境学)。専門はメディア環境学。東京大学先端科学技術研究センター特任助教、東京工科大学メディア学部講師、東京大学大学院情報理工学系研究科特任研究員など経て、独立。2008年『3DCGによる浮世絵構図への変換法』でFIT船井ベストペーパー賞受賞。2015年『シンデレラテクノロジーのための、自撮り画像解析による、女性間視覚コミュニケーションの解明』が総務省による独創的な人向け特別枠「異能(Inno)vation」プログラムに採択。
著書に『「盛り」の誕生-女の子とテクノロジーが生んだ日本の美意識-』(太田出版、2019年)。『ガングロ族の最期-ギャル文化の研究-』(イースト・プレス、2024年)


※定員に達し次第締め切りとなります。
※録音・録画はご遠慮ください。
※当日は記録・広報用に写真・映像の撮影を行う場合があります。
※ご来場にあたり、感染症対策として、発熱、咳などの症状がある場合は事前に医療機関にご相談いただき、指示に従ってください。
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アーカイブ配信
後日アーカイブ配信を予定しています。(万が一ですが、実行できない場合がございます。あらかじめご了承ください。)
※リアルタイム配信はありません。

開催概要

日 時 2026年6月14日(日) トーク 14:00~ ネットワーキング 15:30~
会 費 ファッションビジネス学会会員の方専用 割引コード fb614

会場参加券 2,200円(一般 2,500円)(別途、会場にて1ドリンクオーダーが必須になります。)

本イベントの趣旨に賛同し応援してくださる方向けの応援枠をご用意しております。
応援していただけましたらとても嬉しいです。
場 所 NONLECTURE books/arts(東京都渋谷区宇田川町16-9 渋谷ZERO GATE B1)

今回の会場は渋谷のNONLECTURE books/artsで行います。NONLECTURE books/artsは、渋谷PARCO運営のZERO GATE内に今年オープンした、本・アート・展示・イベントが横断する新しいカルチャースペースです。
「書店でもギャラリーでもない」場として構想されており、海外アートブックや写真集、展示、トークイベントなどが交差しながら、都市の中で新たな感覚や思考を立ち上げる場所として注目されています。
https://nonlecture.jp/
https://www.instagram.com/nonlecture_books_arts/

お申込み

お申し込みはPeatixにて承っております。
https://peatix.com/event/5035472

※申し込まれますと払い戻しはできませんので、ご了承くださいませ。
問合せ先 Peatixがご利用できない場合は、「Think of Fashion® 69」と明記していただき、下記のメールにてお問い合わせくださいませ。
contact@fashionstudies.org
主 催 FashionStudies®
共 催 ファッションビジネス学会+10Y研究部会
企 画 篠崎友亮(FashionStudies®

【FashionStudies®について】
FashionStudies®は、ファッションを社会・芸術・科学・経済・技術など多角的な視点から捉え、ファッションを“知の体系”として学ぶ、実践的な学びのプラットフォームです。
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