ファッションと労働
–持続可能なサプライチェーンを地に足をつけて考える–
Fashioon Revolution Week特別企画として4月25日と4月28日にイベントを開催いたします。
縫製工場が入るバングラデシュのラナプラザビル崩壊事故から10年が経とうとしています。
10年という節目ということもあり、今回は縫製工場の持続可能性について着目し、25日のイベントは環境面、28日のイベントは社会面にスポットを当ててイベントを開催いたします。
今回は4月28日(金)19時からのハイブリッド開催のイベントのご案内です。
【テーマ】
FashionGood lab.#014
Fashion Revolution Week特別企画
ファッションと労働
– 持続可能なサプライチェーンを地に足をつけて考える –
【企画概要】
二部構成でファッションと労働について、特に縫製工場に着目し議論します。
・第一部
昨年日本繊維産業連盟から「繊維産業における責任ある企業行動ガイドライン」が発行されました。そのガイドラインの作製に協力された国際労働機関の田中氏をゲストにガイドラインの概説と国際的な潮流についてお話を伺います。
・第二部
国内で縫製企業を運営されている國分氏、エシカルファッションを運営している植月氏、そしてテキスタイルビジネスの研究者である大田氏をゲストにリアルな現場から縫製業を起点にどのように持続可能に導いていくのかを議論します。
労働問題は表層的な部分が報じられることが多いですが、なぜそのような状況になったのかと根本的な視点で議論されることはほとんど目にすることはありません。当会では「なぜ」の部分を深掘りし地に足をつけて持続可能なサプライチェーンについて議論したいと思い企画しました。
【登壇者プロフィール】
田中 竜介
国際労働機関(ILO)駐日事務所、プログラムオフィサー(渉外・労働基準専門官)
外務省ビジネスと人権に関する行動計画に係る作業部会委員。経済産業省サプライチェーンにおける人権尊重のためのガイドライン検討会委員(元)。
植月 友美
Enter the E
CEO/ ショップオーナー/バイヤー/デザイナー/ディレクター
2009年、杜撰なファッション業界の環境破壊を目の当たりにし、人や地球に迷惑をかけずに洋服を楽しめる社会をつくること決意。
人生をかけて、「地球と人が洋服を楽しめる社会の両立」の実現に挑む。
2019年Enter the E創業。
2019年ジャパンソーシャルビジネスサミット 審査員特別賞受賞
2020年Flauエシカルアワード受賞
2021年サステナブルブランド国際会議出演
2022年ソーシャルプロダクツアワード ソーシャルプロダクツ賞受賞
2023年グローバルコンテストファッションバリューチャレンジ 日本ファイナリスト
エシカルやサステイナブルファッションに関する監修、講演活動も積極的に行っている。
國分 博史
株式会社 和興 代表取締役社長
昭和28年墨田区にて國分メリヤスとして創業。OEM(ブランドより委託された商品を製造すること)とODM(委託者のブランドで製品を設計・生産すること)を中心とした縫製業を営む。昭和43年には和興ニット岩手を設立し、新工場が完成する。墨田ではアパレル企画・縫製業を担い、岩手では各種縫製業を手がけている。
天然由来の機能性を多く持ち、かつ環境負担の低いサステナブル素材である和紙に着目した自社ブランド「WASHI-TECH」を展開している。
株式会社 和興:https://www.wakoh.tokyo/
WASHI-TECH:https://washi.tech/
大田 康博
周南公立大学教授(経営学博士)
開催概要
日 時 | 2023年4月28日(金)19:00~21:35 |
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参加費 | 一般:1,500円 学生:800円 FB学会員:1,000円 |
会 場 | オフライン 武蔵野プレイス 4階フォーラム(中央線:武蔵境駅の隣) オンライン ZOOM:ミーティング形式 |
お申込み・詳細 | https://fashiongood014.peatix.com/ |
問い合わせ | 当イベントに関する問い合わせは下記よりお願いいたします。 masatoyamaguchidesignoffice@gmail.com 担当:山口 大人 |
主 催 | ファッションビジネス学会 FashionGood研究部会 |
共 催 | NPO法人ユニバーサルファッション協会 |
協 力 | フェアトレードむさしの |
それでは皆様のご参加楽しみにしております。
FashionGood研究部会
山口 大人