NIGO®のクリエイティビティ
NIGO®氏の仕事について考えるオンライン講座を開催します。
A BATHING APE®の創設者であるNIGO®氏は、1990年代の裏原宿ムーブメントを牽引し、UTのクリエイティブ・ディレクターを務めるなど、日本ファッションのキーパーソン的存在です。
そのNIGO®氏が「KENZO」のアーティスティック・ディレクターに昨年(2021年)の9月に就任し、ファッション界の一躍時の人となりました。
NIGO®氏による「KENZO」でのデビューショーは、1970年にKENZO創始者の髙田賢三氏が最初の店舗を構えた思い出の地であるパリのギャラリー・ヴィヴィエンヌで開催され、ショーの最後に登場したNIGO®氏が着用したコーチジャケットの背中には「KENZO」の文字がありました。これからの「KENZO」を背負っていく思いがひしひしと伝わるショーでした。
そうしたNIGO®氏のこれまでの軌跡を振り返ります。
講師は書籍『ファッションは語りはじめた』にてNIGO®論を執筆した井伊あかり氏が務めます。
皆さまのご参加お待ちしております。
※ファッションビジネス学会+10Y研究部会と共催になります。
NIGO®氏は、「未来は過去にある」新しいものが生まれてくるのが難しいとき、過去のものを見て未来を作ると話されています。10年先のファッションを考える+10Y研究部会では、NIGO®氏の過去の軌跡を振り返り、未来を考えます。
講師プロフィール
井伊あかり
文化学園大学 准教授
東京大学教養学部卒業。東京大学大学院総合文化研究科超域文化科学専攻(表象文化論)博士課程単位取得満期退学。東京大学大学院およびパリ第一大学(現パンテオン・ソルボンヌ大学)にて、マドレーヌ・ヴィオネの研究に従事した後、ファッション雑誌の編集・執筆業務に携わる。跡見女子大学、東京都立大学、早稲田大学、文化服装学院の非常勤講師などを経て現職。
〈著書〉
『モードの物語 パリ・ブランドはいかにして創られたか』(翻訳)、文化出版局(2013)
『相対性コム デ ギャルソン論 ─なぜ私たちはコム デ ギャルソンを語るのか』(共著)、フィルムアート社(2012)
『ファッションは語りはじめた 現代日本のファッション批評』(共著)、フィルムアート社(2011)
『ファッション都市論』(共著)、平凡社新書(2004)
〈論文〉
「パリにて「量産型」と「ノームコア」を再考する」『中央評論』302号
開催概要
日 時 | 2022年6月30日(木)19:00〜20:30頃(質疑応答含む) |
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会 費 | ※ファッションビジネス学会の会員の皆さま、一般の会費の半額以下でご参加できます。 一般 2,800円 ファッションビジネス学会 会員 1,400円 |
会 場 | オンラインでの開催となります。 ZOOMウェビナーを使用します。 |
お申込み・詳細 | https://fashionstudies.org/studies/think-of-fashion-online006/ |
問合せ先 | お申し込み方法などがわからない場合は、「Think of Fashion® オンライン#06の件」と明記していただき、下記のメールにてお問い合わせくださいませ。 contact@fashionstudies.org |
主 催 | FashionStudies® |
共 催 | ファッションビジネス学会+10Y研究部会 |
企 画 | 篠崎友亮(FashionStudies®) |
Think of Fashion® オンライン#06 NIGO®のクリエイティビティ